新築現場の基礎工事。
写真を見ると、基礎の中にシートが敷かれているのが分かります。

「このシート、何のために敷いているの?」
使用しているのは、KIHIシートです。
野間工務店では、シロアリ対策を木部だけで考えるのではなく、まず建物への侵入を防ぐことから考えています。
今回は、基礎工事の段階で行っているシロアリ対策についてご紹介します。
KIHIシートとは?
今回、基礎の下に施工しているのがKIHIシートです。
一般的な住宅でも、基礎の下には地面から上がってくる湿気を抑えるために防湿シートを施工します。
KIHIシートは、その防湿の役割に加えて、防蟻の役割も持たせたシートです。
つまり、「地面からの湿気を抑える」+「シロアリの侵入を防ぐ」という2つの役割があります。

基礎をつくる段階から、建物の足元でシロアリ対策を行っています。
シロアリ対策は「家に入れない」ことから
シロアリ対策というと、木材に薬剤を塗ることを思い浮かべる方も多いかもしれません。
野間工務店では、木部を守る対策だけではなく、まずシロアリを建物へ侵入させないための対策を行っています。
シロアリ対策を「一次防蟻」と「二次防蟻」に分けて考えています。
一次防蟻|シロアリを家に入れない
一次防蟻は、シロアリを建物の中へ侵入させないための対策です。
今回施工しているKIHIシートは、この一次防蟻のひとつ。
建物と地面との間でシロアリの侵入を防ぐ、最初の防御です。
基礎工事の段階で施工するため、家が完成してから追加することは簡単ではありません。
だからこそ、建てるときからしっかり対策しておくことが大切だと考えています。
二次防蟻|木部もしっかり守る
もう一つが二次防蟻です。
一次防蟻で侵入を防ぎながら、さらに万が一に備えて、建物の木部にも防蟻対策を行います。
一次防蟻=シロアリを入れない
二次防蟻=木部を守る という二段構えです。
一つの方法だけに頼るのではなく、複数の対策を組み合わせることで、大切な住まいをシロアリから守ります。
KIHIシートは「敷くだけ」ではありません
KIHIシートは、ただ敷くだけではなく、シートの重なり部分や配管まわり、基礎の外周など、
それぞれの場所に合わせて必要な防蟻処理を行います。
長く住まいを守るために
シロアリ対策は、家が完成したときに目に見えるものではありません。
今回ご紹介したKIHIシートも、基礎工事が進めば見えなくなっていきます。
でも、大切な住まいを長く守っていくためには、家を建てるこの段階だからこそできる対策があります。
「見えなくなる部分だからこそ、建てるときにしっかりと。」
そんな家づくりの大切な部分も、これから実際の現場とともにお伝えしていきたいと思います。








